11月例会 御礼 & 振り返り

去る11月10日に開催された例会においては、

国内外をとわずグローバルに活躍できる人財を作るべく「アサーション」をとりあげました。

 

非常に多くの視聴者にご覧いただき、誠にありがとうございました。

アメリカから日本で初めてアサーションを取り入れた日本アサーション協会会長の平木典子氏の講義では、次のことを学ぶことができたと思います。

ぜひ理解を定着させて今後の仕事、家庭、プライベートなどに活かすために、復習用に活用していただければと思います。

① 自己表現は、以下の3つに分けられる。

1.非主張的(non-assertive)自分を抑えて、相手を優先する自己表現“I am not OK, you are OK”という態度

2.攻撃的(aggressive)自分を優先して、相手を抑える自己表現“I am OK, you are not OK”という態度

3.アサーティヴ(assertive)自分も相手も大切にする自己表現“I am OK, you are OK”という態度、に分けられる。

(建設的な議論をしてよりよい社会を作る私たちは、常に、1や2にならないよう注意したいですね。)

② 常にお互いが自分の色眼鏡を通して物事を見るから、ものの見方に違いがあるのは当然。大切なのはその違いを「間違い」にしないことである。

(私たちは、多様性を力にする人物になりたいですね。)

③人は生まれながらに人権を持っているが、自分にも相手にもあることを忘れてはならない。従って、自分の思いを伝えていい権利も伝えなくてもいい権利がある。

権利の主張には葛藤が伴う。そんな時こそアサーションな自己表現が大切である。

「葛藤を起こさない」ではなく、「葛藤があるときは、適切な主張をして、互いに理解し合い、歩み寄りの可能性を探ること」=これこそがアサーション。

(いろいろな意見を持っているからこそ、意見を互いに「ぶつけ合う」ことを避けず、それを組み合わせてより良いものを作りたいですね)

④コミュニケーションでは「NO」を恐れないこと、理解・共感する(同意とは少し意味が違う)こと、状況に合った自己表現が大切であること。

・アサーションとは人間が不完全である前提を理解し、違いを恐れず生き生きと協働するコミュニケーションの基本的考え方と方法である。

と言うことを学べました。

最後に、

アサーションについてさらにご理解を深められたい方は、

日本アサーション協会 https://www.japan-assertion.jp

または、株式会社日本・精神技術研究所 https://www.nsgk.co.jp

に講義やトレーニングプログラムがありますので、お問い合わせください。

(ご寄稿:左藤正道さん)

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