2020年に突如発生した新型コロナウイルス感染症による生活の変化で、望まない妊娠に関する相談が急増しました。望まない妊娠や中絶の一因として、女性の自己肯定感の低さ故に自分の意思を尊重した言動ができないことが挙げられます。また、望まない妊娠を回避する為の緊急避妊薬を入手する際、医師の診断が必須である為、72時間以内に服用するハードルが高くなっています。本年の豊島区委員会では、自分を大切にし、自分から行動し、自分らしい人生を自分で決めるSRHR(セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)の知識を身に付ける事業を行います。
また、自己肯定感を上げ、自分を好きになり大切にする為の思考や、具体的な言動について学びます。パートナーである男性にも女性を大切に扱うよう説得力を持って言える講師から男性に向けて講演して頂きます。これにより、より良いパートナーシップが築けるようになると考えます。妊娠のしくみや避妊の仕方に関する正しい知識と、万が一妊娠の可能性がある場合に使用する緊急避妊薬の存在については産婦人科医から伝えてもらいます。「課題創造型人財=新付加価値人財」と考え、自身の更なる可能性を求め、自ら将来を選択し一歩を踏み出せる自立した女性を創出します。そのような高度人材となり得る若者が多くの賛同者とともに未来を構想し、あらゆる社会課題を根本的に解決する新たな世界を目指します。