豊島区委員会 基本方針

豊島区委員会  委員長 太刀川 敬太郎

Ⅰ.基本方針

 豊島区は全世帯における単身世帯率が50%を超え、また、人口構成は高齢化率が20%前後と、地域活性化の主体となるべき家庭と、生産年齢人口に該当する人が少ない状態となっています。また、近年の交通網の発達により、豊島区は住む街・滞在する街から、郊外から都心への単なる経由地と化しているのではないかという不安も生まれつつあります。
 このため、豊島区委員会では、豊島区に関わる人々が今以上に豊島区を愛せるように、各々が地域愛を発信して地域への帰属意識をも高め、自ら地域を良くしようと自発的に働きかけることを目指して、2010年度より、「WE LOVE TOSHIMA運動」を開始しました。この運動は、豊島区に在住、在勤、在学している青少年から社会人まで、豊島区に関わる幅広い人達をターゲットとするものであり、地域愛を育むことによって、上記問題を解決することを目的としたものです。2017年度はダイバーシティマネジメントを推進し、2016年度からの継続事業を都民意識調査の結果を踏まえた市民目線の運動として再構築を図ります。また、将来の活動を支える新たなメンバーの拡大に注力し、運動推進を率先する若い現役メンバーへの機会の提供を実践します。これにより豊島区委員会としての基盤固めと着実な運動の展開が出来、より良い豊島区の実現に近づくことができると確信しております。

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