すみだ防災フォーラム開催

先日、8月21日(月)に、錦糸町駅前のすみだ産業会館にて「すみだ防災フォーラム」が行われ、区内の事業者や組合・関係団体の皆様、さらには地域住民の皆様など約150名以上の方々にご来場頂きました。

大変お忙しい中お越し頂きまして誠に有難うございました!

 

【当日のプログラム】

行政の担当課長、菅原様による「墨田区の防災対策の現状と課題」

専門家のソナエルワークス代表の高荷先生による「企業防災の基礎と地域間連携の重要性」

岩手県大船渡市で事業を営む谷地様による「東日本大震災経験者による復興体験談」

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3名の講師によるパネルディスカッション「墨田区が抱える事業防災と地域防災の問題点」

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1年程前から当フォーラムの開催に向けてメンバー皆で検討を始め、昨年行った都民意識調査の回答結果、「地震などの自然災害に備えている区」において最も重要視しているにも関わらず最も不満足な結果が“なぜ”なのかを徹底的に調査していきました。

行政担当者や地域の方々に追加調査などをしながら、どういったフォーラムを行えば、地域の防災力の向上に繋がるか議論を重ねてようやく本番当日を迎えました。

 

企業の自助防災力を高めるためのBCPの策定や、企業と地域コミュニティーがお互いにどのように関わって共助の力を高めていけばよいのか。講師の皆様のそれぞれの立場から講演して頂きました。その中でも3人目の講演者の谷地様が実際に被災してからどのように復興していったのかは、来場者の皆様にも実体験の話という事で、非常に興味深く耳を傾けていました。事前の対策はそれほど行っていなかったが、最低限の取決めや素早い判断で従業員の命を守り、早期の事業再開を行うことができた。結果として、先の講演で菅原・高荷両講師からお話頂いた事を実践しており、地域との連携も加味して、事業の復興を成し遂げました。平時からの顔の見える関係づくりが非常に重要であり、高荷氏の講演でも事前の協定や話し合い以上の支援、協力はできないというお話もあり、企業と地域が有事の際にどのように行動するか、助け合うのかを、少しでも話し合いをすることが地域の防災力向上に向けての第一歩であると感じました。私達、青年会議所では企業や各団体・組合、地域の架け橋になり、区内の在住者だけでなく、在勤者だけでもなく、区内に住み暮らし働く人、皆が有事の際にお互いに助け合えるような街にできるよう今後も活動を続けて参りたいと思います。

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