★☆30年前の東京全国大会に迫る!☆★ ~第42代理事長、小林元治先輩に取材に伺いました~

★☆30年前の東京全国大会に迫る!☆★ ~第42代理事長、小林元治先輩に取材に伺いました~

 

皆様、お疲れクロッサム!

先日、新宿区委員会の大先輩である小林元治先輩のところへ、金子委員長と伺いました。

小林先輩の貴重な経験談や当時のJCについて取材をさせて頂きました!

小林元治先輩は1987年に新宿区委員長を務め、東京での全国大会が行われた1991年には東京JCの第42代理事長を務められました。JCの同期にはあの下村博文衆議院議員がいらっしゃるそうです!

今回、地区委員長としての取り組みと理事長としての取り組みについて詳しくお聞きしてきました!

 

新宿区委員会の委員長としての取り組み~都市交通シンポジウム~

当時の日本は右肩上がりの経済成長に比例して、東京の労働者人口も増加の一途をたどっており、交通網の渋滞などが大きく問題となっていたそうです。

そんな中で当時150名ほどのメンバーが属する新宿委員会の委員長として、街づくりをテーマにしたシンポジウムを開催。当時の橋本運輸大臣、専門家の方々、MCにはフジテレビの安藤優子アナウンサーといった錚々たるメンバーが一堂に会し、都市機能と人が東京に集中していく中で渋滞を解消できるような都市交通の考え方というのをテーマに議論、最終的にはその内容を国と都に提言するといったことを行われたそうです。

当時、この例会の取り組みが評価され、東京JCの最優秀グループ賞を受賞されたそうです!

さらにさらに、小林先輩自身としてもJC内で高く評価され、翌年にはなんと理事をすっ飛ばして副理事長に大抜擢されたそうです!すごい!

そして東京JC本会の方でも小林先輩のご活躍は止まりません。

 

全国大会招致に向けて

1988年、小林先輩37歳、当時の東京JCは現在の倍である約1300名近いメンバーが所属する団体で、1991年の全国大会開催を目指し招致活動に全力を挙げていたそうです。1991年の全国大会は、日本JC創立40周年の節目の年であり、

第40回大会の位置づけ、この40という数字はJCに所属する身としてはやはり特別な意味を持つことから、何が何でも東京で開催する!!という強い想いを持っていたそうです。

しかしながら、現在と同じように東京以外にも同じように招致活動を行っていたLOMがありました。函館JCです。

 

函館JCも非常に歴史が古く、東京JCとならんで一桁ナンバーのLOMであり、白熱した招致合戦を繰り広げたそうです。因みに東京JCはLOMナンバー001です。

 

そんな中で副理事長として小林先輩は招致活動の中心的立場として、何と全国各地へのキャラバンを敢行、日本各地のLOMを回り、現地での交流も深めながら、記念となる40回大会の東京開催をPRしていったそうです。

そのような地道な活動が見事、実を結ぶこととなり、翌年の福岡全国大会の理事会で40回大会の東京開催が決定されたそうです!!

 

全国大会での取り組み

当時の企業協賛は1社あたり約1千万円あり、更に歴代理事長の個人協賛も含めるとかなりの予算規模だったそうです。そして残った予算は、ファンドにして全国大会のテーマの一つでもあった「環境問題」をアピールに充てられたそうです。

株式会社ヤナセ様からランドクルーザーを2台を協賛として寄付いただき、大会テーマであった「EARTH OUR HOME」を掲げ東京の各地区委員会が東と西に別れ、全国750LOMをランドクルーザーで回り全国大会をPR。そして10月の東京全国大会の会場である東京ドームに帰ってくるといった全国行脚を敢行。そのランドクルーザーも売却し、そのお金で財団法人を立ち上げたとのことです。

当時はバブルの社会背景もあったため、東京JCもとにかく勢いとパワーがあったとのことでした。

 

当時の雰囲気

新宿区委員会の雰囲気としては委員会に来るのが楽しみなメンバーが多く、委員会の際は常時50~100名前後が参加していたそうです。

なによりも仲間との懇親会が楽しくてしょうがなかったと。これは現在も変わらぬ風景であると思います。

最後に~現役へのメッセージ~

小林先輩は最後に、他の団体と比べた際のJCの良さは社会開発運動でありビジネスありきの団体ではない、シンクグローバル、アクトローカルの精神で活動を行う団体だと仰っていました。そして同時に人間修業の場でもある、指導力開発も同じくらい重要であるとも話しておられました。特にこの人間修業の場、という言葉は初代理事長の三輪善兵衛先輩から直接言われていたそうです。

現役のメンバーには、是非JCを存分に楽しんでほしい、そしてベストを尽くしてください。

と力強いお言葉を頂きました。

 

今回、非常に貴重なお話を直接聞くことが出来、大変勉強になりました。

当時、非常に勢いのあった新宿委員会の委員長そして東京JCの理事長を務められたその経験談には圧倒されるばかりでした。そんな中でも、奉仕・友情・修練といった三信条やJCIクリード、ミッション、ビジョンといった理念が共通言語としてあり、時代を越えて受け継がれているのだなと、感動致しました。

 

小林先輩、この度は大変ありがとうございました!

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