なかなかJC活動が難しく発信ができない時期ですね。
なので、趣向を変えて、スタッフインタビューです。
過日、「記憶に残る会計幹事」林亮太君の会社、セルプロモート㈱にお邪魔してお話をうかがってきたので、2回に分けてお送りします。
結構、本音トーク的なところもあって面白いと思いますので是非ご覧ください。
林:林亮太 君/西:西田純平 君/イ:清水紘武 君
イ 林さんっていつ入会でしたっけ?
林 覚えてないっす(笑)
西 2017年の7月です。
林 2018年のときは渉外チームで大人さん(本年度委員長)の下で実行委員長をやって、2019年は70周年事業特別委員会のフロアメンバーとして参加しただけでした。それも、2018年の12月例会にDA PUMPが来たときに、大人さんからやってよって言われたから。
イ 始まりはそんな感じでも、最終的に70周年事業特別委員会には、ほぼ全部出席されてましたよね。本来全部の地区委員会から一人は必ず来ないといけないのに、なかなか人が集まらなくて苦労したんですけど、その中で林さんは毎回来てくれたじゃないですか。
林 やると言ったことはやる!
イ 去年のどこかのタイミングでポジティブチェンジしたって言ってたじゃないですか。それってなにが理由なんですか?
林 それは70周年委員会に参加してです。
イ 70周年委員会の何を見て変わったんですか?
林 沢田大作さんですね(70周年事業特別委員会の筆頭副委員長で、昨年卒業された大田区委員会の先輩)。なんか、JCって「仕事一生懸命やってない人の団体」っていうのが脳裏にあったんですよ。だから、仕事一生懸命やってるときは、JCは疎かにするもんだと思ってたんです。
だけど、沢田さんって仕事めちゃめちゃ忙しくて寝てないのに70周年の筆頭副委員長やってたので、ちょっと言い訳できないなと思って。それを言い訳にしている自分、ダサいなって思ったんです。
イ そこでポジティブチェンジがあって、今年の新宿区委員会のスタッフを引き受けたって感じですか?スタッフをやって欲しいって声がかかったときのことは覚えてますか?
林 たしか、群馬のアウトレットで、家族でラーメン食べてたんですよ。そのときに、ツカタロウ君(塚越本年度総括)から電話がかかってきて、「この人誰だろう?」って(笑)
林 「来年スタッフいい?」って聞かれて。そのときはまだポジティブチェンジしてなかったんですよ。だから、まだ仕事と天秤にかけてた時期だったので、「仕事に影響なければいいですよ」って答えたんです。そしたら、「会計幹事でそんなに大変じゃない」ってことを言われたので、「じゃあ、やります」って。
イ それで今年は会計幹事になったわけですが、会計幹事としてのコンセプトはなんでしたっけ?
林 「記憶に残る会計幹事」です。
イ 具体的にはこういうことをして記憶にインパクトを残そうっていうのはあるんですか?
林 記憶ってそもそも狙って残すもんじゃないんですよね。記憶は残るもんなんで。
イ 記憶は残すもんじゃなくて、残るもんだと。だからあえて狙って何かをしようってわけじゃないんですね?
林 そう。全ての業務を200%でやるのみです。
会計幹事の役割のひとつに懇親会があるじゃないですか。でも、お店を予約するだけが仕事じゃないんですよ。いかに綺麗に配膳するかってのもあるんですよ。
イ (笑)
配膳を綺麗にするのは、お店の人の仕事じゃないんですか?
林 それは仕事を100%の力でやる人の考えです。
200%の人は配膳まで気にしてます。店員さんに指示して、あの人飲みすぎてるなーと思えば、そういう人には薄めでとか、飲み足りなさそうな人には濃いめでお酒作るように。
それと、やっぱり、皆さんに迷惑をかけて、飯がこない、酒がこないってなったらいけないので、そこは会計幹事団でやってるんです。ぼくらが店員さんをやるんです(笑)
イ 陰で色々気を使っていただいてるわけですね。目に見えないところで活躍をされているという。
林 そうですね。
200%の懇親会ができたときは、懇親会チーム、あ、会計幹事団では、「パーフェクトゲーム」って呼んでるんです。今のところ、1回だけ失敗したんですけど、あとは「パーフェクトゲーム」です。
イ まあ、今まで2回しか懇親会やってないですけどね!
イ お店のチョイスとしては「世界ツアー」ってありますけど、どういうコンセプトで?
林 まずは参加者を増やさないといけないと思うんですよ。参加者を増やした後に中身にこだわるというか、交流を深めることも含めて、質を高めていくという。で、まずは増やさないといけないとなったときに、普通の懇親会だと面白くないじゃないですか。
イ 毎回同じメンバー、同じ店だとね。
林 そう。それだと参加率下がっちゃうから。だから、どうせやるなら楽しんでもらいたいっていう。
イ それが楽しみで委員会に来てくれるっていうことになったら、なお良いしってことですね。
林 最悪、委員会は敷居が高そうだなって参加に躊躇してる人でも、懇親会はなんか面白いことやってるから行ってみようかなと思ってもらえたらいいなって思うんです。懇親会に出て楽しんでもらった後に、「じゃあ来月は委員会もいくよ!」ってなるのが理想ですね。ポジティブチェンジ!
イ たしかに、今年の事業担当副委員長の有村君も、当初懇親会しか行ってなかったって言ってましたもんね。そういう人がどっかのタイミングで変わったりして、委員会にコミットしてくれるようになったら嬉しいですよね。
イ じゃあ、このへんで仕事の話でもしましょうか。
御社の主要な事業ってなんですか?
林 ざっくりいうと、営業会社です。営業力がないシステム会社の営業代行をしたり、IT企業の採用代行とか採用コンサルティングもやってます。他に、自社にエンジニアを抱えていて、派遣したり、自社で開発したりもするんですけど、人月でいうと自社分以上の人月の仕事をいただいています。その分は、パートナー企業に外注しています。
イ パートナー企業っていうのは、JCの関係で?
林 いや。それは、JCは関係ないです。
イ 仕事はどうやってとってきてるんですか?
林 ひたすら電話をかけて、歩き回る、ですね。ネットで調べて片っ端から電話しまくって。
エンジニアと営業って、結構対極な人種なんですよ。だいたいシステム会社って社長がエンジニアだったりするんですけど、営業マンを雇えないし、雇い方わからないし、育て方もわからない、扱い方わからないってケースが多いんです。
だから、「営業力が弱いと言われているIT業界を営業力で救う」。これが私のミッションです!
イ それが、セルフプロモーション株式会社?セールスモーターズ株式会社、でしたっけ?
林 いや、セルプロモート株式会社!セールスモーターズだと車屋だと思われるじゃないですか(笑)
イ では次に、JCとビジネスの広がりについて聞いてみたいと思います。
今日、奇しくも同じ新宿区委員会のメンバーである西田さんが御社に来てますが、どういう関係で一緒にやってらっしゃるんですか?
西 コピー取る人と、トイレ掃除する人が足りないって言われて(笑)
林 弊社は営業会社なんで、コピー取る人と、トイレ掃除する人がいなくて。で、いい人いないかなって思ったところに、ビビッ!と来まして。「西田さんだ!」って。
イ 西田さん、本職は弁護士をされてますが、でも、コピー取りとトイレ掃除をやってもらいたいと。
林 そうですね、「今何をやっているか」よりも、「何に向いているか」っていうところにぼく目が行っちゃうんですよね。
イ その人の適性を見抜いて、まさに適材適所を見極めると。
林 そうですね。やるべきこと、やりたいこと、これが合致した瞬間が一番パフォーマンスを発揮できると思っていて。
西田さんって弁護士の話されないんですよね、普段。だから、本当にやりたいことじゃないのかなって。やれることではあるんでしょうけど。
イ そうしたところで、本当に彼がやりたいのはコピー取りとトイレ掃除だと気づいてしまったと。
林 そう。やりたい、かつ、「得意」なこと。
林 まあ、真面目な話をすると、それは氷山の一角なんですが、うちは営業会社で攻めの会社なんですよ。そろそろ会社を拡大しようとしていまして、ちょっと守りも欲しいなと思ったときに、西田さんが適任、というか西田さんにお願いしたかったんです。
イ 西田さんにお願いしたいと思うようになった信頼関係はどうやって築いたんですか?
林 西田さんとの出会いは約3年前ですが、本格的にご一緒させていただいたのは渉外チームで、実行委員長同士で。そのときに初めてJCでミッションを与えてもらったんです。
で、担当した名称使用事業で「新宿シティーハーフマラソン」がありまして、ちょっと失敗しちゃったんですよね。陸上連盟の方に怒られて。「もう出禁だ、俺の目の黒いうちは、もうお前ダメ」って言われて。
新宿区委員会の看板を背負ってやらせていただいたのに、大失敗したと。結構へこみましたね。やっぱり怒られることもそんなにないんで。
イ 社長さんですからね。
林 そのときに、西田さんが「いやいや大丈夫だ」って慰めてくれたんですね。
イ そうなんですか?西田さん、覚えてます?
西 ちょっと覚えてる(笑)
結構ガチで怒られてましたよね(笑)
林 で、大人さんは爆笑してましたよ。大爆笑。
でも、怒られる経験も、慰められる経験も、爆笑される経験も、ビジネスの世界で戦ってるとないんですよ。
それで、ちょっとハッとしまして。そこから、もう西田さんと大人さんを見る目は変わりましたね。只者じゃないと。こんな器がでかい人がいるのかと。
・・・第2回につづく
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