昨日4月例会が開催されました。
東京JCは25~40歳の子育て世代でメンバーが構成されています。
今回の例会テーマは「Education shift: あなたが子供にできること」ということで、私も含め子供に明るい豊かな未来を授けるために真剣に考えた2時間となりました。
講師は「学力の経済学」が30万部の大ヒットになっている慶応大学SFC教授の中室真紀子さんと、東京大学教授で文部科学大臣補佐官の鈴木寛さん、足立区教育長の定野司さんでした。
中室さんは、「教育」となると、個人が受けてきたこれまでの経験体験に重きを置いて判断されがちことにまず疑問を掲げました。それよりも長期の統計によって導かれた確実性の高い傾向をもとに判断することが大事なことが理解できました。
例えば、母親であれば女児に「勉強する時間を決めて守らせる」こと、父親であれば男児に「横で勉強を見ている」ことが、子供に勉強をさせることやその成果に良い影響を与えるそうです。逆に母親が女児に「勉強をしなさい」という事は、勉強をしなくなる結果を導く可能性が高いそうでした。
鈴木さんは、2020年に抜本的に変わるという小中高の学習指導要領の内容に触れ、暗記式・マークシート式の消去法で回答を導き出す教育よりも、苦心の努力によって粗削りでも良いから選択肢を増やすことをできる人材を育てる教育こそが、AIの時代にそれと協調しながら活躍できる人材を育てると指摘されました。
定野さんは、足立区で取り組まれ、成果を上げられている教育改革について、教師の立場からご紹介されました。
子育て世代の声を政治と地域活動に反映することは(高齢化が進んだ政治構造がある日本において)JCにしかできない役目として大きな期待を述べられていました。
ブースについては波動がバーチャルに出せて遊べるゲームの体験や、木の積み木のようなものや、折り紙など、小学生の子供を連れていって、子供たちに近未来な遊び体験もしてもらえました。
東京青年会議所は子供を持つ25〜40歳のメンバーが多く在籍しています。
子供の為に明るい豊かな未来を創る活動を一緒にやりましょう!
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