「記憶に残る会計幹事」林亮太君の会社
セルプロモート株式会社にお邪魔したインタビュー第2回目です。(^^)
林:林亮太 君/西:西田純平 君/イ:清水紘武 君
林 で、何の話でしたっけ?
イ 仕事で守りも必要だってなったときに、西田さんにお願いしようって思ったきっかけですね。
林 JC活動を通じて感じたことでいうと、西田さんって、ぱっと見のキャラとしてはぼくとは逆の見え方だったり、能力も逆だったりする思うんですよね。でも、こっちの、攻めの気持ちがわかる人。
いや、違うな。
そもそも、JCって決してお金儲けをする団体ではなくて、社会貢献をする団体なんですが、ポジティブチェンジする前はそれが本当に理解できなくて、何か儲けにつながればいいなと思ってたんです。
でも、お金にならないのにめちゃくちゃ頑張ってる人から影響を受けたというか。お金にならないのに、こんなに、真剣に、全力でやれる人たちと、仕事したいな。仕事になったらどんだけ頑張るんだろうって。社会人になったら仕事が入り口になる出会いがほとんどじゃないですか。そうじゃない出会いがあるのがJCのいいところだと思います。
イ その、お金にならないのにめちゃくちゃ一生懸命にやってた代表格の西田さんが、林さんが失敗したときに慰めてくれたと。そして、林さんにないものを持っていて、一緒に仕事をするパートナーとして適任だと。
林 ちょっと遡ると、少し前から、大人さんに経営コンサルに入ってもらってるんですよ。で、守りも強化してさらに攻められる体制を作っていきましょうというプロジェクトになり、大人さんから、誰か補強できる人、手伝ってもらえる人いないの?って聞かれたんですよ。
これ、JCをやってなかったら、他社から引き抜いてくるとか、ビズリーチで探すとか、ヘッドハンティング会社に依頼するっていうことになって、お金もかかるのに得体のしれない人がくるケースが多いんです。でも、JC活動を通じて既に人となりを見ることができてるんですよ。
だからぼく、ピーーーンときて。「西田さんです!」って。
それで大人さん爆笑して。
イ なんで?(笑)
林 たぶん、ぼくと西田さんがそんなに接点あるって知らなくて意外だったんじゃないでしょうか。
イ じゃあ、そういう経緯で一緒に仕事されている西田さんにもお話聞きましょうか。
西田さんはこの会社でどんな業務をやってるんですか?
西 今は、主にトイレ掃除とコピー取りです。あとは、靴磨きと観葉植物(造花)の水やりですかね。
イ 主にね(笑)
まあ、それは氷山の一角だとして。
西 抽象的になりますけど、バックオフィスを立ち上げるということをやっています。契約書のチェックもやりますけど、組織作り、仕組み作りですね。
イ 総務的なイメージですか?
西 そうですね。総務ですね。
イ いままでブランチとして総務はなかった?
林 ないです。
イ そこを組織作りってことで西田さんが絡むと。
林 結構、大プロジェクトですよ。
イ 西田さんはどれくらいの頻度で来てるんですか?
西 週2ですね。10時~19時くらいまで。
イ どういう役職というか立ち位置で関与されてるんですか?
西 コピー取りですね
林 爆速コピー取りですね。
イ 顧問契約?
林 そうです。
イ 総務的なところだと、弁護士の仕事ととも親和性がある部分もところもあるかと思いますが、「組織を作る」っていうのは通常の弁護士業務ではやらないことだと思うんですけど、それについてはどんな気持ちで取り組んでますか?
西 いや、面白いですよ。組織を作るうえで、どう作るかっていうことを考える際に、会社の社員の方の意見を聞く必要があるので、アンケートをとったりして。いい点もあれば悪い点もあるっていう意見を踏まえて、どう変えていくのかっていうのかというのが新鮮ですね。
林 でも、JC活動って、会社でいう総務的な能力ってすごく問われると思うんですよ。ぼくはJCの人たち全員、総務に見えてきます。
イ たしかに、事業を構築するという面だけ見れば事業会社の活動っていうところもあるかもしれないですけど、むしろJCには他の面や役割の方がたくさんありますよね。
そこに伴う事務作業っていうのもあって、普段だったら会社の社長さんだから部下にやってもらうということもあるかもしれないですけど、JCだと自分でやらないといけないから、そういう意味ではみんな総務的な能力が必要になるし、欠けていれば活動を通じて培われていくっていう場にもなるんですかね。
林 だから、役職に就いていたり、何か任されている人じゃないと見ることができないんですけど、やってる人はそういう能力の有無みたいなものも周りから見てもらえると思いますよ。この人は仕事を任せたらこういう動きをするんだろうなっていうのが見えてきて。
イ ビジネスを目的としてJCをやるわけじゃないですけど、そういう風に人から見てもらって、あの人と一緒に仕事をやったらこういう風に動いてくれるんだろうなとか、こういう人だったら一緒に仕事したいなとか思ってもらうためには、役割を背負ってJC活動をするっていうのは結果的には仕事にもつながるということなんですかね。
林 それ狙いじゃないですけど、やっぱり経営者じゃないですか。だから、どうしてもそういう目で見てしまうのはありますよね。
イ その中で西田さんはピカイチに良かったと。
林 そうですね。
西 コピーがね。
林 圧倒的にね!
イ 最近、コロナウィルスの情勢が日々変わってきているじゃないですか。御社としては従業員の方の就業環境については何か仕組みを変えたりとかは?
林 一部あります。エンジニアなんかはテレワークにしたり。
営業も、お客さんのところに直接行くんじゃなくて、オンラインミーティングに切り替えています。
イ 何使ってるんですか?
林 meet in(ミートイン)です。代理店として販売してるシステムです。
それで、meet in(ミートイン)をミーティングに使って、「これ使いやすいですね」って言われたら、買ってもらうんです(笑)
イ 言ってみれば、世の中的にはピンチの状況ですが、それをチャンス、商機に変えてると。
林 ちょっと不謹慎なのかもしれないですけど…人のためになることなので。
イ 会社の業績的な影響ってありますか?
林 影響はありますよ。ただ、余裕で乗り越えます。
やっぱり、コロナの影響で自社だけのことを心配するような状況では世の中のこと良くできないです。
イ その心は?
林 明るい豊かな「未来の」社会を…
イ いや、そこ一番大事なとこ!
林 明るい豊かな社会を築くっていうのがぼくのミッションなので、自社を繁栄させる、永続させる、売り上げを下げないっていうのは、前提であって当然の責務なんです。やっぱり200%やってなんぼなんで。
そんな中、社員がマスクがないと言うので、せめてみんなに買ってあげたいなと思って探していたんです。
そうしたら、新宿区委員会の下井さんが卸の仕事をされていて、マスクがあるっていうんです。
下井さんも「本来なら無料でみんなに配りたいぐらいだ」って言うんですが、それはさすがにって言うことでやり取りして、動いてくれました。
もちろんお支払いもしますが、お礼は今度お酒奢ってくれればいいって。
下井さんも中国で作ったモノを輸入してるので、影響がないわけではないはずなんですよ。それでも、そういう風に考えている人がいるって素敵じゃないですか。
イ 最後に何かメッセージなどありますか?
林 今試されてると思うんです、我々は。頑張りましょう!
ってことで!
イ 本日はありがとうございました!
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