5月例会  盛況! SDGsで未来を描こう

【5月例会  盛況! SDGsで未来を描こう】

 

5月22日、新宿区委員会の瀧澤亮君が副委員長を務め、新宿区委員会の山村尚芳君が司会を務めた 東京青年会議所SDGs政策委員会による例会が神田明神にて行われました。

昨今メディアを賑わし、また、多くの方がピンバッジを胸に付け始めているSDGs。 やはり注目度が高く、480名の参加者を集めました。

本例会は、パートナーシップを組んでSDGsに取り組むことの重要性、また、SDGsを行政が推進することのメリットを明らかにすることで、 例会参加者、また全市民が参画してSDGsを推進していく社会を実現していくという壮大な目標が、趣旨説明としてSDGs政策委員会の委員長である 小川芳裕君から行われました。

そして、導入部分では、既に社業にSDGsを取り込むことで、業界をリードしているSDGs政策委員会の小西美穂委員によるプレゼンが行われました。

第一部では、国連で採択されたSDGsを邦訳するなどして、日本国内にSDGsを普及させることに尽力されたSDGsの第一人者ともいえる 株式会社博報堂DYホールディングス グループ広報・IR室 CSRグループ 推進担当部長 川廷 昌弘氏によるSDGsが国連において採択された背景事情等の 基礎的な事柄から、どうして、今、SDGsに取り組まなければならないのか、そして、どうすれば、SDGsを本業で実践していくことができるのかという点について、 非常に熱い思いが込められた講演が行われました。

第二部では、「SDGs出前授業」を展開する、朝日新聞社 CSR推進部NIE事務局 遊佐美恵子氏による、新聞を用いてSDGsについて検討するワークショップが行われました。 一つの記事でも読む人によって全く異なった認識を持つということを踏まえ、その「違い」を活かしてSDGsを検討するワークショップに、参加者の方達も非常に熱中し、活発な意見交換がなされていました。

第三部では、神奈川県におけるSDGs担当の理事を務めるの山口健太郎氏による、行政によるSDGsの推進活動について、豊富な経験を踏まえた講演が行われました。 なかなかイメージが湧きにくいと言われるSDGsのゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう(PARTNERSHIPS FOR THE GOALS)」を推進してきた山口健太郎氏 による講演により、行政とパートナーシップを組んでSDGsを推進していくことの重要性、及びそのことによりもたらせる市民のメリットがとても分かりやすく説明されました。

最後に、新宿区委員会の田村和之君から、SDGsが掲げる17のゴールの達成には、何も市民が本業とはかけ離れたところでの活動をしなければいけないというわけではないのではないか、市民がSDGsをコミュニケーションツールとして利用しつつ本業に勤しむこと、そして、明確な課題を持つ行政と市民がパートナーシップを構築していくことが大切なのではないか、という総括が行われました。

6月4日には、本例会の出席者が参加できる振り返り会も行われるとのこと。 新宿区委員会のメンバーも活躍した本例会に参加した方達が、この後、どのようにSDGsを推進していくのか、とても楽しみです。

東京青年会議所の活動に興味のある方はHPのお問い合わせもしくはFacebookページからメッセージをお送りください。

【直近の過去記事】 ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
新メンバー 勉強会
 
5月例会 SDGsで未来を描こう 
 
5月 新宿区委員会 
  

新宿区委員会トップページへ