SIW2020『渋谷から移動のミライをハッシンする!』

11月12日に開催された渋谷区委員会名称使用事業『SOCIAL INNOVATION WEEK』=通称『SIW』

渋谷区で開催されている国内最大級のソーシャルデザインをテーマにした都市フェスです。

毎年、東京青年会議所渋谷区委員会でもその年のテーマに沿った内容のイベントを行っており、今年のテーマは『HOW~未来を想像する~』

そんなテーマのもと、イベント開催に向け舵を握ったのが2020年度渋谷区委員会、副委員長“篠原大地”。

IT業界で働きつつ音楽イベントの主催なども行う。これ程渋谷という街が似合う男がいるのだろうか。そんな篠原副委員長にレッドこと赤保谷が取材をしてきました!!

最終チェックを行う講師の中村様(左)と篠原副委員長(右)

配信チェックを行う古川委員長(左)と菅原さん(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

【渋谷区委員会としてのテーマは『渋谷から移動の未来をハッシンする!』でした。何故この様なテーマにしたのでしょうか?】

我々渋谷区委員会としてこの様な状況下で何ができるのか?どういった発信をすべきなのか?

色々と模索している中で、昨年渋谷区委員会を卒業した和田壮司先輩からのご紹介で、ファーストグループ 藤堂高明社長と繋がりを持ったことがそもそものきっかけです。

 

コロナ禍でも変わらずソーシャルイノベーションを継続して起こしている人たちにスポットライトを当て、明るい未来を皆様に届けることで世の中のネガティブさを払拭したいという思いがありました。

 

新たに生まれつつある産業、それを実現するために行政とどう連携するか?

社会に受け入れられる土壌をどの様にして構築するのか?

我々渋谷区委員会が先陣切って発信したいと思いこの様なテーマを掲げました。

 

【当日の講演内容】

①CARTIVATOR 中村様

「モビリティを通じて次世代に夢を提供する」をミッションとし、つい先日に世界で初め て一般公開した、空飛ぶクルマ SkyDrive を事業創造した有志団体 CARTIVATORの共同代表。

②ファーストグループ 藤堂様

ITと自動車整備を組み合わせて、人口知能(AI)を活用した「Cars」でカーライフイノベーションを起こすファーストグループ社長。

③COCOA MOTORS. 佐藤様

カバンに入る世界最小の 1 人乗り電気自動車「WALKCAR」を販売開始した、渋谷のテックスタートアップ企業COCOA MOTORS.社長。

登壇者およびファシリテーターによるディスカッション

渋谷区議会議員、東京青年会議所の先輩でもある中村たけし様も登壇。
日本ヒューレットパッカード株式会社やモルガンスタンレーキャピタル株式会社を経て、日本展開の立ち上げ期にWeWork Japanへ参画、原宿や渋谷スクランブルスクエアなどへのWe Work拠点誘致に尽力。現在は渋谷区議会議員として、交通・公有地問題特別委員会の委員を担当。

 

当日の講演内容はYouTubeにて無料で視聴頂けます!

是非ご覧ください!!

こちら

左から、 佐藤様、中村様、藤堂様、中村たけし先輩

【印象に残っている話はありますか?】

全部が印象に残っています(笑)

その中でも一つ挙げるとしたら、『空飛ぶクルマ』ですね。

恐らく誰もが、あったらいいなと思いつつも、生きているうちに見ることは難しいと感じていたのではないかと思います。しかし、今回の講演を聞き『空飛ぶクルマ』の実現が間近に迫っていることを肌で感じました。

実現に向けて技術は勿論、それに伴うルール、行政との連携、全てのバランスが大事なので当たり前ですが時間はかかると思います。

様々な地域が抱える社会課題を解決できる革新的な技術だと思うので生きているうちに生で見たいなと思いました。

 

【『SIW』を通じて】

今まで東京で暮らしていて交通の面で不便さを感じたことはありませんでした。これだけの数の電車やバスが走っており、タクシーもすぐに拾えて何一つ不自由なことはなかったのですが、今回、様々な移動に関する課題に触れたことで、今まで見えてこなかったものが鮮明に見えるようになりました。

都心は人口が多く、交通量が多いからこそ、渋滞や事故等の危険が隣り合わせなのだと。だからこそ、最新の技術を駆使して社会課題を解決する事が重要だと改めて実感しました。

講師の皆様と渋谷区委員会メンバー

【最後に一言】

昔、自動車が世の中に出回る前も車道や信号機というものが存在しない中、新しい産業に向けて夢を描き、人生を捧げてきた人々が沢山いたはずです。今では当たり前となっていますが、当時の人たちからしたら夢物語だったのではないかと思います。

空飛ぶクルマや持ち運べるクルマが日常に存在する世の中は正直今は想像もつきません。ですが、本気で情熱をもって社会課題を解決したいと思う人たちがいるからこそ、応援する人が現れて一歩ずつ現実的になっていくのだと思います。

これから先、伸びていく『移動の未来』に関する産業に青年会議所として関わることができ、皆様に向けて発信ができたこと、副委員長としてやりきれたことが非常に嬉しいです。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございます!!

近い将来訪れる『移動のミライ』に向けて、まずは自動車運転免許を取得しようと思います(笑)

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