9年JCやって一番響いた答辞(波多野直前理事長)

先日、目黒の雅叙園で東京JCの卒業式がありました!

セレモニーでは、渋谷区委員会のメンバーがいろんな場面で賞をもらってました!

↑豪傑賞といって、めっちゃ出席した人の賞に、

渋谷区委員会からは和田委員長を始め、合計4名のメンバーがもらってました!

委員会では、優秀東京JC賞をもらいました~♪

 

卒業式では、長州小力さんがDA PUMPの前座を!!

超いい人で、超おもしろくて、一緒に飲みたいって思った笑

 

DA PUMPは、写真NGで、全体集合写真を撮ったんだけども、

こちらも非公開で!ISSAとは同じ出身だし、

恩師が同一人物なので、親近感があり、なんか嬉しかった♪

 

テーブルごとの写真はこんな感じです。

卒業生は2名の出席でしたー☆おめでとうございます!

 

今回、卒業生代表で波多野直前理事長が答辞をしたのですが、

それが本当に心に響き、今までで聞いた答辞の中で、

一番良かったと思います!

公開してくれていたので貼り付けます。読んでみてください。

 

<波多野直前理事長の答辞>

JCという団体は、ごみを拾う団体ではありません。

ごみを捨てさせない社会をつくる団体です。

対処療法ではなく、根本療法を運動という形で社会に示していくことが我々の使命です。

JCという団体は、政府や行政の手足になって活動する団体ではありません。

政府・行政・民間を結集させ、牽引していく団体です。

明るい豊かな社会の実現のために、市民をインスパイアし、市民にモチベーションを与え、

社会にインパクトを与えていくのが我々の役割です。

私たちはJCの価値を社会に示すために、タイトなスケジュールの中、

厳しいガバナンスの中、時に不条理な待遇を受けながら、

寝る時間も惜しまず、議案と向き合い、自分と戦い、運動をつくってきました。

JCに入会していなければ出会っていなかったであろう皆さんと共に、

JCに入会していなければ考えることもなかったであろう様々な社会問題について深く考え、

熱い議論を交わし、活動に励んできました。

思い描いた通りにできなかったこともあったかもしれない。

仲間に上手に伝えられなかったこともあったかもしれない。

多くの動員を図れなかったこともあったかもしれない。

孤独を感じたこともあったかもしれない。

仲間から責められたこともあったかもしれない。 でもそれは失敗ではないのです。

失敗とは行動しないことです。 「今月の例会つまらなかったね」

そんな発言をしたことはありませんか。

私たちは1チームです。チームの中に評論家はいりません。

なぜなら、すべてのメンバーが設営側として活動する機会が与えられているからです。

つまらないと思うなら面白くなるように自らが汗を流して貢献すればいい。

「自分の委員会だけ良ければいいや。」そんな風に考えたことはありませんか。

私たちはリーダーの集団です。リーダーが自分の属する組織に垣根を作り、

視野を狭めることはあってはなりません。

なぜなら組織の一部分しか見ていないリーダーが活動の本質を理解することは絶対にないからです。

「自分の活動地域だけにしか興味がない。」そんなことを思ったことはありませんか。

日本全国に695カ所、世界には約130カ国に青年会議所が存在します。

他の地域を知らなければ自分の地域の強みも弱みも分かりません。

世界を知らなければ日本の位置づけを知ることもありません。

自分の地域を良くしたいなら、地域を良くするリーダーになりたいなら、

異なる世界を知ること、異なる人々と関わることを怠ってはいけないのです。

生きるということは呼吸することではなく、行動すること。

私たちは多くの人々と繋がり、他人の行動や自分の行動から多くの学びを得て、

成長し、社会で運動を展開する運動体です。

行動することを決してやめてはいけないのです。 二十五歳から四十歳。

人生において最も働き盛りで、最も活発で、最も変化の多い時期。

なぜ人生において大事な、この青年期に私たちは「明るい豊かな社会」の実現のため、

多くの尊い時間を費やすことを選んだのか。

それはゴールに向かって共に走ってくれる仲間がいたからです。

必死な仲間の姿に心打たれて自分も何か役に立ちたいと考えたり。

惜しみなく汗を流す仲間の姿を見て、自分も負けじと頑張ったり。

仲間の熱い想いに心動かされて、自分も大きな壁に挑戦したり。

仲間の流す涙に秘められた想いからいろんな学びを得たり。

共に走ってくれた皆さんの存在こそが、

私たちが活動する最高のモチベーションであったことは間違いありません。

本当にありがとう。 私たち青年は「自分なんて、JCなんて、日本なんて」と悲観したりしません。

自分が行動しなくても「どうにかなる、誰かがどうにかしてくれる」と楽観したりもしません。

なぜなら、悲観したり楽観したりするのは第三者がすることだからです。

私たち青年は第三者ではなく、当事者としてよりよい社会ために率先して行動するのです。

私たち青年は物事の批判や他人の評価をする評論者にはなるのではなく、

能動的に行動する実践者となるのです。

私たち青年はできない理由を並べて行動することを避けるのではなく、

できる方法を見つけ出し、やり遂げるのです。

私たち青年は見たり聞いたりすることだけで満足するのではなく、果敢に挑戦するのです。

私たち青年は変化を恐れることなく、変化を楽しみ、自らも変化していくのです。

私たちの未来は無限の可能性を秘めています。

なぜなら未来は私たちの今日の行動から作られるからです。

目の前に道がないのなら道をつくればいい。

目の前に立ちはだかる壁があるのなら、その壁を壊せばいい。

私たち青年は前に進むのみです。

自分が入会した時にはそんなこと考えもしなかった。

これらはすべてJC活動の中で皆さんが教えてくれたことです。

私たちはこの素晴らしい団体で、個性豊かな仲間たちから、

沢山の気づきと学びと笑いを頂き、

かけがえのない時間を過ごすことができました。 本当にありがとうございました。

私たち卒業生は、皆さんと過ごした時間を誇りに、

来年からは各々のフィールドで社会に貢献することをお約束します。

そして、シニアとして現役の運動を精一杯応援すること、

現役の運動に余計な口出しをしないことを固く固くお誓い申し上げ、

卒業いたします。 一九七八年、昭和五十三年生まれの午年一〇六名、

これにて卒業させて頂きます。 皆様、今まで本当に本当にありがとうございました。             

平成三十年十二月八日 卒業生代表 波多野麻美

 

 

この時、波多野直前は涙をこらえていました。

それだけ、やってきたんだと思います。

理事長までやってますから、孤独な時もたくさんあったでしょう。

でもその分、たくさんの人に支えられてきたからこそ、

こういう言葉が出てくるのだと思います。

 

私も、渋谷区委員会にいる時は、渋谷だけよければいいと思っていました。

でも2017年、初めて例会を審査する委員会に行き、例会を作り上げる苦労を知りました。

「つまらない例会だった。」そう思ったことは確かにあります。

が、この委員会に所属してからは、かけらも思わなくなりました。

例会を作るには、ものすごいマンパワーと、時間と、思いが入っている事を知ってるから。

 

そして今年、東京JCを広報する立場として、なんでみんな自分の活動を発信しないんだ、

なんでオール東京で動かないんだ。全員を動かす難しさを知りました。

 

それはまさに波多野直前の言葉にもあるように、他人事、視野が狭いんだと思います。

私もそうでした。というか、こんなにちゃんとJCに向き合ったことがなかった。

 

なので、来年、総括という立場をやらせて頂く事になったので、

私が今まで経験した事、感じたことを渋谷区委員会に落とし込むことは、

私の役目かなと思っています。

私もまだまだ経験は浅いです、まだまだ視野は狭いと思います。

でも私の経験が必ず生きると思うし、それを伝承することが、

本来のJCの在り方だと思います。

それが繰り返されれば、他人事にはならないはず。

 

渋谷区委員会は、23地区の中でも大きな委員会です。

 

人が多ければ多いほど、同じ方向を向いてもらう事は簡単ではない。

でも、もし同じ方向を全員が向くことができれば、

ものすごいパワーとなり、それは社会を動かせると思っています。

 

その経験は、仕事でも、プライベートでもきっと生きるでしょう。

というか、生きないと困るっ!!!!!笑

 

卒業生の皆様、ご卒業、本当におめでとうございます!

 

東京青年会議所って、何?

東京青年会議所は23の地区委員会から構成されており、

東京青年会議所での活動の基本となる所属する各地区委員会の活動と、

東京青年会議所全体の活動の二本柱となります。

渋谷区委員会は現在約60名で運営しており、

25歳から38歳未満までの新しい仲間をいつでもお待ちしております。

まずは見学にいらしてみませんか?

ご質問やお問い合わせは下記よりご連絡ください。

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