最後の渋谷大館グリーンツーリズムを迎えるにあたって

2009年から始まった事業が、昨日で幕を下ろしました。

細かいレポートはまた後日書くとして、今回、最後のグリーンツーリズム

ということで、私の思いを書いておきたいと思います。

 

今回、最後なので、2009年からの振り返り動画を作成することにしました。

 

作成する上で、過去9回分(2011年は東日本大震災により中止)の、

グリツーを知る必要があるなと思い、いろいろと探りました。

 

私は2012、2013、2014、2017、2018には参加!

(さすがに妊娠中と出産後の年はいけず!)

 

最初、なんでこの事業ができたのかと振り返る必要があったので、

過去の議案を読んでみました。意外とそういうところはまじめなんです。笑

 

<2009年の議案書の目的の要約>

大都会に暮らす東京の子供たちは日常生活において自然に接することが稀であり、

自分たちが大自然の恩恵のもといかされているということを実感する機会が少ない。

子供たちが大自然の中で農作業体験をすることで、人や自然にいかされている

という感謝の気持ちや物を大事にするという気持ちを培うこと。

 

そういう思いで始まったグリーンツーリズム。

もっと過去をたどると、スノーバトルという事業をしており、

それがこの事業に発展したと聞きました。

 

私は、JCに入っていなければ、このグリツーがなければ、

大館にこんなに行くこともなかっただろうし、大館を好きになることもなかった、

そう思います。

 

去年あたりからかな?グリツーを辞める辞めないの話し合いが続いており、

法律の面、資金の面、いろいろな壁があり、結果今年で最後となりました。

 

私は、やめるまで、「やめるのは難しい」と思っていました。

作り上げてきた人たちの思いをあっさり踏みにじることはできないし、

これだけ続いたということは、何かしら意味があるから、やめるには理由がいるし、

大館、渋谷の創設メンバーを説得する必要があるんじゃないか、そう思っていました。

 

でも、昨日で最後を迎え、「やめるのは簡単だった」と思います。

事業をやめるのは簡単です。議案を書くことをやめ、人を募集しなければいいですから。

ただ、じゃあその作り上げてきた人たちの思いまであっさりなくすことはできない。

なくす権利もありません。

我々にあるのは、思いを伝承して次に繋げる。

それが、やめた人間の責任だと思います。今を生きる我々の責任だと思います。

 

動画を作成するうえで、当時私が班長をしていたときの渋谷の子(小6)に連絡し、

グリツーの感想を聞きました。その子は今高校1年生。

2009年に参加した子供なんて、とっくに成人してます。

そんな子供たちが、のべ400人います。

全員名前と顔がわかるわけではないけど、400人の子供と関わり、

大館の良さ、渋谷の良さ、食事のありがたさ、そういったことを伝えられたのか、

そう思うと、感慨深いというか、意味があったのかなーと思います。

 

子供にとっては、もしかしたら保護者に勝手に参加させられたかもしれない、

でも、大人になって「秋田」というワードを見たときに、「大館」を思い出し、

この事業で体験した1ページを思い出してくれればいいなと思います。

 

グリツーをやめることがなければ、気づかなかったことであり、

やめるからこそ、過去を振り返ろう、先輩の思いを受け取ろうと思いました。

 

そして単純に、これで大館との繋がりをなくしたくない、そう思います。

事業では、大館の子は渋谷を第二の故郷に、渋谷の子は大館を第二の故郷にしよう。

そう子供たちに言ってきました。

 

それが、沖縄出身である私にとって、参加する回数が増えるごとに、

いつの間にか「渋谷」も「大館」も私の故郷にもなっていました。

 

これから、大館と渋谷、どうやって繋がっていけばいいだろう、

どうやったらもっといい関係性を作れるだろう。

 

決定できるまでには少し時間がかかるだろうから、それまでは、

「渋谷大館アダルトツーリズム」でもいいのかなーなんて思います笑

 

2009年から、グリツーを作り上げてくれた先輩たちに心より感謝します。

本当にありがとうございました。

 

この作成した動画を流した時、涙を流すメンバーが何名かいました。

狙い通りです!!!!!笑

 

だって、動画作成してくれる方に伝えたのは、「感動させたい」でしたから♪

12月3日渋谷区委員会の卒業式、忘年会で先輩たちも集まります。

そこで流して、また涙を誘おうと思います!!!

 

明日からは、ちゃんとグリツーの報告を書いていきます!

 

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