2021年度 京都会議について

2021年度 京都会議が1月22日(金)から24日(日)の3日間にかけてWebにて開催されました。

開催に伴い、世界各国のJCI会頭・副会頭からお祝いのビデオメッセージをいただき改めて青年会議所という組織が国を越えても志しが同じ組織なのだと実感しました。

 

京都会議は1967年から開催され、今年で55回目となる日本青年会議所の総会の一つです。

本年度で初めてのWeb開催となりましたが、その歴史は長く1966年(昭和41年)11月、国際青年会議所の世界大会(JCI世界会議)が日本で2番目の地として京都で開催され、この年の5月に宝ケ池に日本で最初の国立の会議施設、京都国際会館が完成しており、このこけら落しともなった国際会議として今上皇后陛下(当時皇太子同妃両殿下)行幸に仰ぎ、盛大に挙行されたのです。

そして、これを期に京都は、にわかに国際都市としての顔を持ちはじめました。

翌年の1967年(昭和42年)1月20日~22日、社団法人日本青年会議所通常総会が京都にて開催され、以来、日本青年会議所のその年度のスタートとなる通常総会・正副会頭会議・理事会等の諸会議・各委員会が京都で開催され、これらを称して『京都会議』と呼ばれるようになり現在に至っております。

公益社団法人 京都青年会議所 HPより抜粋

 

本年度京都会議、1日目は今後の日本青年会議所の運動の方向性を考える、議論するための理事会、委員会が各セクションごとにWebにて行われ、2日目は第166回目の総会が開催され、メインフォーラムとして「地域イノベーションプロジェクト~地域とつながり共に創ろう 日本の底知れぬ可能性を~」と題し、本年度の日本青年会議所が掲げている「質的価値創造」について、深い知見をお持ちのPHP総研の主席研究員の亀井善太郎様を交え、現に山形県で「質的価値の創造」を実践されている、ヤマガタデザイン株式会社代表取締役の山中大介様に登壇していただき、「量や数字では測れないそれぞれの地域や人の魅力を見つけ出し共感を創りあげていく質的価値の創造」について様々なお話を聞くことができました。

 

国家フォーラムでは「地域を彩るニュータイプ人財の輝かせ方」をメインテーマとして、講師に塩田元規様(株式会社アカツキ 共同創業者)、ハロルド ジョージ メイ様(新日本プロレスリング株式会社前代表取締役社長兼CEO、株式会社ブシロード取締役CSOスポーツ本部本部長、アース製薬株式会社社外取締役)、廣津留すみれ様(バイオリニスト、起業家、著述家、Smilee Entertainment社CEO)各々の方のクロストークが配信されました。講師の皆様に現在の日本における問題点や課題など様々な貴重なお話が聞くことができました。

 

その後も2日目は濱松 誠様(ONE JAPAN 共同発起人、共同代表)を講師としてお招きし行われた、組織フォーラム「2021年度日本青年会議所はこう変わる!」、出雲 充様(株式会社ユーグレナ創業者・代表取締役社長 CEO)、アソビリン様(VTuber、ANIMELSTUDIO所属)にご登壇いただいた国際フォーラム「BEYOND:国境を越える、日常を超える」など、普段お話を聞くことができない方々の貴重なお話が聞けるとても素晴らしい2日目となりました。

3日目最終日の記念式典では本年度の日本青年会議所会頭 野並 晃君の所信表明が配信され、世情厳しい中で青年会議所は何ができるか、または青年会議所にしかできないことは何か、と改めて日本青年会議所の目指すところを全国のJCメンバーに対して指し示していただきました。

3日間全体を通して、今後の自分自身の仕事・生活など全てに関わる考え方が変えられるとてもいい機会になったと感じました。

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