2020年度 第46代中野区委員会委員長所信

【地域に強く愛される委員会、そして誰もが心も身体もオドル社会へ!】

2020年度 第46代中野区委員会委員長所信 瀧田哲成

1、はじめに

新年あけましておめでとうごさいます。
ご来賓の皆様、先輩諸兄の皆様におかれましては、大変お忙しい中
公益社団法人東京青年会議所中野区委員会、新年賀詞交歓会に臨席賜りましたこと
厚く御礼申し上げます。
先ほどご紹介に預かりました私は、
公益社団法人東京青年会議所中野区委員会第46代委員長瀧田哲成と申します。

私は渋谷区にてコンピューターの技術者の父と、
畳職人の娘であった母の間に、姉一人の末っ子として生まれました。
物心ついた時から、日本民舞を趣味で教えていた母に習い、
今ではその日本民舞の稽古やイベントなどを職業としております。
私は2018年に青年会議所に入会いたしました。
きっかけは2013年から行っております、「中野駅前大盆踊り大会」でした。
大学で論文を書いた日本三大盆踊りの郡上踊り。
その地域のエネルギーと文化に感動し、
9歳から育った中野区の為に何か唄や踊りを残せないかと
考えたことがきっかけの中野の盆踊り大会です。

生演奏で地元の唄と踊りを奏でる盆踊り。
その趣旨を発信したところ、中野区委員会のOBである
㈱スペース様、東京飲料様等が協賛についてくださりました。
後に高山先輩とお会いする機会があり、鳥居先輩や加藤拓磨先輩にもお声がけを頂き、
「地域の為に志を持ち、かつ研鑽しあう仲間たちと共に
若いエネルギーを持って地域活動のリーダーになる。」という
JCの魅力に感銘を受け入会することになりました。

2、テーマ

2020年、この中野区委員会の委員長になるにあたり、
自分が中心となるこの一年間、中野区委員会のメンバーと共に何が出来るか
またどうなっていきたいかを考えました。

【地域に強く愛される委員会、そして誰もが心も身体もオドル社会へ!】

一つ目は中野の魅力をより発信すること。
この新宿という大きな街の隣でありながら、人情味あふれる街中野。
その一方で様々な文化を歓迎する文化が中野にはあります。
先にもお話した駅前大盆踊り大会を含め、
中野らしさを追及して発信をしていくことで、
更に魅力的な街「ネオ中野」を作り上げていきたいと思います。
そして二つ目は地域に強く愛されること。
青年会議所のミッションとして、地域の課題を解決するという理念があります。
より豊かな中野を作るためには、多くの人の力を借り、多くの課題を解決し、
そして、多くの人を笑顔にする。
自分が中心となり中野の為に全うすると決めたこの一年間、
多くの方と協同し、明るく豊かな社会を実現していきたいと思います。

3、事業について

中野区では「産業と人びとの活力がみなぎるまち」を目標に、
観光産業の振興が取り組まれてきました。
その結果として観光スポットやイベントスペースの確保といった
ハード面は充実しつつあります。
一方、これらのハードを活かしたイベント等のソフト面が不足し、
地域の魅力が十分に周知できていないことが課題となっています。
この課題の解決には、中野区の既存の魅力と融和しつつ、
対外的な発信力・集客力を持つ新たなシンボルや名物の創造が必要です。
そこで、2020年の中野区委員会では、
「国際色豊かな参加型民族舞踊の祭典~ネオ盆踊り~」を行いたいと思います。

世界に共通で伝わる芸術、唄と踊りと日本文化の融合。

実は日本文化にも大きな課題があります。
それは産業である京都の機屋は全盛期の5%になっている現実があります。
文化に貢献するためには、日本の事業を行い、
メイドインジャパンを増やすことが課題解決の一つになると思います。

中野駅前大盆踊り大会も中野の文化として定着し始め、
また海外アーティストにも注目される大会となりました。
2020年ということもあり、更に国際色を出すことで、
中野区内外に対して、地域の既存の魅力を発信していくことはもちろん、
中野に住む市民の誰もが、地域の誇りであると感じられるような事業を行います。
「東京や世界の盆はサブカルの街、中野にあり。」
単に経済効果を上げるに留まらず、市民の中野への愛着心を醸成するような
新たな名物を生み出すことで、中野区に更なる活力をもたらしたいと思います。
オリンピックイヤーがもたらす、東京全体の一体感と諸外国からの注目は、
地域の魅力を吸い上げ、外に発信する事業を行う起爆剤となってくれるはずです。

4、メンバー拡大会員開発について

様々な地域運動を展開していく中で重要なことはメンバーの拡大と成長にあります。
中野区委員会は只今18名のメンバーで構成されております。
しかし、青年会議所は40歳という定年があり、4年後には半数以上の10名が卒業します。
私は地域の為に汗を掻き、また課題解決していく同志が
4年後には半分になるという現実に大きな危機感を抱いております。
一人でも多くの仲間を作り、地域運動を活性化していき、
明るく豊かな社会を作り上げていきたいと思っております。

私は青年会議所に入ると大変だというイメージでしたが、
逆を言えば多くのことを知り、同世代の他の地域や他業種と人と接することで
改めて自分の職業や地域と向き合うことが出来、様々な世界観を持つことで、
更なる自己のスケールアップができるチャンスに巡り合うことができたと思います。
また、それに伴い中野の地域運動としても
より有意義な活動が出来ると確信しております。

東京青年会議所でもトップリーダーともいえる
理事長、専務理事、副理事長を歴代で輩出した中野区委員会を
更に断続的にまた広く活動を行うメンバーを増やしたい。

この中野区委員会のメンバーの拡大に資料なども作り、イベントなどを行いつつ、
積極的にメンバーを増やし、
地域への活動をより強固なものにして行きたいと思っております。
是非、皆様紹介などを含めお力添え頂ければ幸いです。

5、最後に

2020年というこの年は、
世界の中心の一つである日本にとっても、
また観光をも力を入れている中野にとっても、
また地域と文化を愛する私にとっても大きな一年になるかと思います。

この一年を皆様と一緒に走り抜けたい。
この一年を皆様と一緒に中野という街を更に進化させたい。
この一年を皆様と一緒に100年後の人が大きな一年だったと言われる年にしたい。

その強い気持ちを持って今年の中野区委員会を牽引し、
中野を更に豊かな街になる様、邁進していきたいと思います。

2020年、中野。
皆で大きな一年を作り上げましょう!

ご清聴ありがとうございました

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