8月27日~9月28日の期間にて、江東区委員会の事業であるアートオリンピアを開催しました。
アートを入り口に、来る2020年のオリンピックに向け、ダイバーシティを実現しよう、そして実現する為の仲間を増やそうとの思いの元、いくつかのイベントを開催しました。
下記にイベントの様子をご紹介させて頂きます。
8月27日日曜日に、ティアラ江東にてアートオリンピア事業であります講演とパネルディスカッションを開催しました。
講演は、講師として車椅子で日本一周をチャレンジするHELPUSHという活動されている、寺田ユースケさんに講演頂きました。
生まれつき脳性まひの症状があり、幼少期から歩くことがやっとだった、しかし野球が大好きで、守備はできないけれど打席に立てば大活躍、近所でも強打者で有名だったという寺田さん。
大人になり、色々と悩みも抱える中で人の役に立ちたい、HELPしたいと思っている方をPUSHしたいとの思いの元、HELPUSH活動を始めました。
寺田さんの前向きで力強い生き方に、講演を聴いている方々は、皆寺田さんのファンになってしまいました。
その後、寺田さんと江東区内にて国際ボランティアで活躍される小川ジョイスさんを交え、司会の吉田氏と共にパネルディスカッションを行いました。
車椅子でも、外国人でも、東京オリンピック・パラリンピックのボランティアで活躍したいと力強いメッセージを頂いたと共に、今後の課題等を伺う事ができました。
最後は自然発生的に寺田さんをファンになった皆様で囲んでパチリ。
新たな寺田ユースケファンクラブの誕生です。
続いて8月27日~9月1日の間、江東文化センターにて、今回の事業のメインの一つであります絵の展示会を行いました。
幼稚園児から大人まで約50作品もの数をご応募頂き、区民の皆様にご覧になって頂き、投票をして頂きました。
期間中、現地にて直接現地やWEBを通して、沢山の方に投票頂きました。
9月28日木曜日に、江東区の職員であり、パラカヌーの代表選手である諏訪正晃さんをお招きして、講演を頂きました。
諏訪さんも、元区の職員の立場で何か区で新しい事を実行しよう、との中でカヌーを提案し、そのままパラカヌーの代表選手になったという驚きのエピソードも披露、そんな車椅子というハンデに負けずご活躍される諏訪さんの力強い生き方に、参加された皆様は心を動かされてました。
今回の事業を通し、様々な方々・団体とやり取りをさせて頂き、今後につながる動きもさせて頂きました。
来る2020年のオリンピック・パラリンピックの中心地のひとつである江東区の中で、少しでも貢献できるよう我々青年会議所江東区委員会も継続して活動していきたいと思います。