板橋フォーラム実行委員会様は板橋区のボランティア団体であり、日頃から板橋区委員会の事業等へも精力的にご参加を頂いております。また、東京23区内で唯一、他団体で公開討論会を主催して頂けたりと、地域への関心を高く持っている団体様です。

2020年2月10日は第132回の地域政策勉強会が開催され、テーマは『訪問診療の取り組みと理念〜在宅医療(終末期)をめぐる現実と課題〜』でした。 内容としては、これから訪れる超後期高齢化社会に対して、政府が主導で進めている「在宅医療」を正しい認識で学び、広めていく事で、人生の最後を安らかに家で迎える準備をしていこうといった内容です。 往診と訪問治療の違い、EBMとNBMとは、訪問診療でも今は病院と違わないレベルの診察がしてもらえる等、普段全く知らない知識に触れる事ができました。 また講習後は参加者の各々が、不安に思う内容や制度の疑問点をストレートに講師の方へ質問としてぶつけることができ、それに対して迅速で正確な回答を講師の方がしてくださる様子もみれます。 一方通行ではなく、フェイスtoフェイスにこだわった勉強会の完成形が、ここにはあるのかなとも思いました。

頼りになる偉大な方達のコミュニティに参加すると、我々もまだまだ未熟であると実感し、より一層地域の課題に取りくんでいかねばならないと感化されます。