青年会議所の公開討論会は、2000年の衆議院選挙のときに、東京JC主催で公開討論会が始まりました。
最初は、地区委員会がなかなか手を挙げないなか、６選挙区だけの開催に始まったと聞いています。
現在では全国で一番公開討論会を行っている団体となっています。
今年度は、千代田区区長選挙の公開討論会に始まり、模擬選挙事業、メディア情報リテラシーをテーマとした地区事業と
国民が情報を多面的に見る力を養い、自らの力で考え、「人柄と政策、実行力」で未来のリーダーを選ぶことのできる
人財の育成と教育に努めておりました。
千代田区委員会では、港区委員会・新宿委員会と共に第４９回衆議院議員選挙「東京第１区」公開討論会を担当いたしました。
戦後最速といわれる選挙日程の中、候補者の皆様にも日程調整、ヒアリングシートの提出などご尽力いただきまして無事に開催することができました。
概要概要：
開催日／時刻：令和3年10月28日 21時〜22時30分程度
登壇者：海江田 万里 候補、小野 たいすけ 候補、山田みき 候補、ないとう ひさお 候補 （届け出順）
ファシリテーター：池田健三郎氏
https://www.sankeipro.co.jp/talent/profile/ikeda-kenzaburo/
配信方法：
テレビ会議システムZoom上にて討論を行い、ニコニコ生放送にて配信
・ニコニコ生放送URL
https://live.nicovideo.jp/watch/lv334042613
・事後配信Youtube
お馴染み、ＪＣＩロゴのメディアボードを設置。Zoomによる配信という形を採用したため、
従来設営に多くの人手を必要としていましたが少ない人数で事業を遂行することが可能になったような気がします。
４Ｋの本格的なカメラを手弁当で調達いただき、ニコニコ生放送様や候補者との配信チェック、音声チェックを行います。
今回候補者の皆様は、Zoomによるご登壇ということで、音量が候補者によって違ったり、外部音がノイズとして入ってくることも多くあったため
放送進行中も、別室で待機中のメンバーとメッセンジャーなどで緊密に連携を行い調整を行っています。
一方で選挙運動でお忙しい中、移動時間もなくカフェからの登壇も可能ということで、すごい時代になったなぁという実感です。
下記要領で運営が行われました。
●質問パート（40分程度）
・質問1 自己紹介（各自3分 × 4人 = 12分）
・質問2 重要政策を3つあげ、その理由と共に、それぞれ1分で説明してください（3政策×1分×4人 = 12分）
・質問3 現在の新型コロナウイルスの感染状況、政府の対策についてなど、思うところについて（1分 × 4人 = 4分）
・質問4 現在の政府の経済政策について、思うところについて（1分 × 4人 = 4分）
・質問5 現在の政府の外交・防衛政策について、思うところについて（1分 × 4人 = 4分）
●視聴者選択テーマ（6分程度）
「皇室」「東京オリパラの評価」「SDGs」「少子高齢社会」の4つの中から視聴者アンケートを行い選ばれたテーマについて、各自1分でコメント
東京第一区は、「皇室」についての関心が高いのかなと考えておりましたが、「少子高齢社会」が採用されました。
●クロストーク（計30分程度）
日本記者クラブなどで採用されている、1往復半式のクロストーク。
候補者毎に、好きな相手に質問出来ます。
「質問1分、相手の回答1分、それに対する質問者からの論評1分の3分 ×4人 = 12分」を一単位として行います。
●締めの言葉
各候補者に、最後の一言を1分で述べて頂きます。
御礼
青年会議所のOBでもある池田先生に、各パートごとに候補者の答弁を簡潔にまとめてご説明いただいたために
各候補の政策が整理され。大変わかりやすい討論会になったと思います。池田先生ありがとうございました。
各候補者に置かれましても、議論相手の意見を尊重しつつ自身の意見との違いや疑問を率直にぶつけ合い
大変有意義で見ごたえのあるプロの議論を見せていただけたと考えております。大変ありがとうございました。
手話の皆様にも、配信のため音声が聞き取りづらいところもあったかと思いますが、柔軟にご対応いただきまして
大変ありがとうございました。
参考URL:
公開討論会の告知
https://2021.tokyo-jc.or.jp/49th_shuuinsen2021/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000073012.html
青年会議所公開討論会の歴史について
https://note.com/takeakikamada/n/n8e3c75a2
https://youtu.be/_JFViTKjoG0
千代田区委員会の選挙関連blog