模擬選挙授業(メディア情報リテラシー版)@東京家政学院高等学校

初の東京家政学院高等学校、模擬選挙授業へ!

本日は、本年度3回目の模擬選挙授業に参加。
今回は千代田区三番町に位置する東京家政学院高等学校です。
市ヶ谷駅や半蔵門駅、九段下駅から徒歩10分以内の好立地。
過去、他校で何回かご協力させていただいている本活動ですが、東京家政学院高等学校は初めて授業にご協力させていただくことに。

 

若者の投票離れ、少しでも関心を高めるために

模擬選挙の目的は、18歳から選挙権を有することに向けた主権者教育です。
例えば、先日行われた千代田区長選挙の投票率は53.67%です。(千代田区HPより)これを皆さんは高いと思われますか?それとも低いと思われますか?

今回の岸田政権における衆院選で誰が当選するかも注目ですが、私たち千代田区員会が関心を持っているのは若者の投票率。
候補者の政策等を十分に理解しないまま投票に行く人もいる中、しっかりと自分自身で見て・聞いて・調べて、主体的に投票に行ってほしいと考え、東京青年会議所千代田区委員会として各校と協力して行っているものです。

若者の投票率と言えば、先日こんな動画も。

著名人の与える影響はいかに。
そして千代田区委員会も負けずに頑張ります!

 

衆院選間近の模擬選挙。生徒が選ぶ候補者は?

模擬選挙では、架空都市が財政赤字に陥っている設定で、新しい区長の立候補者が以下の3つの政策を掲げている中、どの候補者を選ぶか?という問いかけを出します。

メディアで発信される情報での判断、生徒同士での意見交換、立候補者に直接質問を問いかける、様々なかたちで情報収集を行い、自身で判断してもらいます。メディア情報リテラシーの要素も組み込み、正しい情報の見方についても触れています。
また、毎回ではありますが、千代田区の選挙管理委員会にもご協力いただきました。
実際に使われる投票箱、実際に使われる投票用紙で投票。
本番さながら、というよりも本番と全く同じです。

 

あなたはどこまで考えて選挙に参加していますか。

地域、国の代表者を選ぶ選挙は非常に重要なものです。

ですが、私たちは実際どこまで自分自身で情報を集め、周りの人と意見交換し、自分の意見を固めた上で候補者を選択しているでしょうか。
もしかしたら、候補者の名前や印象だけで投票している方も少なくないかもしれません。

加えて、そもそも投票に行かない人が一定の層います。投票が「権利」でなく「義務」となっていて罰則もあるオーストラリアやシンガポールでは9割前後の投票率だそうです。
政治に関する姿勢、意見は人それぞれです。ただし、考えない、投票しない、というのは、結果を他人任せにしている行為と同じかもしれません。

千代田区委員会では引き続き各学校と協力のもと模擬選挙を実施し、自らの手で自らの国・街づくりに関わる若者を増やしていければと思います。

今回10月31日に行われる衆議院選挙、若者の投票率はいかに。

 

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