2021年11月例会 報告

11月例会 ~VUCA時代を乗り越える変化に強い組織とは~ 例会報告


11月24日に、「VUCA時代を乗り越える変化に強い組織とは」を開催致しました。タイトルにあるVUCAとは、Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味します。 目まぐるしく変化する昨今の世の中に、コロナパンデミックも直撃し、私たちの日常生活や、会社・団体の組織の在り方も激変を余儀なくされました。 このようなVUCA時代においても、足を止める事なく生き残っていける「変化に強い組織」とは何なのか、今後組織はどうあるべきなのかを考えていく例会です。コロナウイルスの感染状況を考慮し、リアル会場とネット配信のハイブリッド開催となりました。

ハイライト

第一部

▶講演「コロナはチャンス!コロナ禍の社内改革」(Vimeo配信)

青年会議所の先輩でもある文明堂東京の宮﨑社長より、文明堂東京で実際に行ったコロナ禍での組織改革の方法や苦労などをお話いただきました。組織運営をどのように構築していくのか、実際に文明堂東京にて活用しているシステムや、コロナ禍で売上が下がったカステラについて、新しい用途に利用してもらうように販促活動を行った経験など、実践的な内容を学ぶことができました。

▶トークセッション 「文明堂東京 宮﨑社長 × JCI東京 外口理事長」

講演の後に、宮﨑社長 × 外口理事長でトークセッションを行いました。 今後のコロナウイルスの蔓延状況がどのようになっていくのか、それに対してどのように対応していくべきかなど、会場参加者やVimeo参加者のからの質問・回答を基にして、経営者として大切にしていること、組織運営にあたって実践していることを学びました。対話形式で行うことで、リアルタイムでのトーク展開や、講演とは違った角度からの話の深堀りもあり、より思考を深めることができました。

第二部

▶ワークショップ 「スピード思考体験型ワークショップ」

TORiX株式会社の代表取締役である高橋浩一によるグループワークを開催しました。 参加者がチームを組み、それぞれの役割分担を決めた後に行為の観察、分析へと入っていきました。 このワークショップを通して、スピード思考とはどういうものなのか、なぜ必要なのか、変化に強い組織とはどのような組織なのかを体感しました。 ワークショップの後に、高橋さんより、組織の発展していく過程をレクチャーしていただきました。

開催情報

主催:公益社団法人東京青年会議所
主管:公益社団法人東京青年会議所 組織改革特別会議
共催:一般社団法人東京ニュービジネス協議会
後援:東京商工会議所
   一般社団法人東京中小企業同友会