教育政策室

 

理事・室長 渡辺 力也

教育政策室は、昨年策定されました中長期ビジョンで掲げる『課題創造型人財の創出』をテーマに、推進運動、例会、そして、室を構成する千代田区委員会、江東区委員会、台東区委員会、荒川区委員会に於いて、地区事業を構築いたします。

「Society5.0」という日本社会が目指すべきビジョンを政府が掲げながら、実現を妨げている様々な問題の先にある真因を追究して、これまで教育政策委員会、地区委員会が構築してきた行政、他団体、企業、との連携に加えて、有識者、そして、意欲と能力のある若者と共に課題とその解決策を考え、起こすべき行動について例会で発信します。
推進運動では、他団体と協力して参加者を募り、意欲ある若者とビジョンを共有して課題を創造し、賛同者を巻き込んで課題解決につながる事業を構築します。

オンライン・オフラインの特性を活かし、積極的にオンラインを駆使することで、公教育が変わるのを待つのではなく、わたしたち個人の意識改革により、自ら一歩を踏み出すことで、「家庭・学校・地域」を巻き込むことで、高度人財となり得る若者を創出する個別最適な学びの機会となる新しい教育システムの構築を目指します。

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千代田区委員会

委員長 栃木 渉

Will ~意思を持って未来を創る~

2021年デジタル庁の創設が予定されています。新型コロナウイルス感染症拡大抑止の影響もあり、デジタル化に順応することが生活を継続する上でも必須となり、多くの課題を引き連れたまま既成事実として社会に溶け込み始めています。

学校教育においてもGiga School構想の実現に向けて、生徒一人一人にタブレットが配られオフラインに加えてオンラインでの学習という選択肢が増えました。このよう中、千代田区委員会は教育政策室に所属し“情報リテラシー”をテーマに「新付加価値人財」の創出に向けて活動してまいります。

デジタル化により飽和する情報の中で、一方通行の情報に呑まれ、見たい情報だけに触れられる時代において、どのように情報を整理していくのか、異なる意見を聴く機会をつくるのかを体系的に学びます。

また、個人の多様性を急速に許容していく中、公共の福祉をどのように協和させて、より皆が幸福に生きられる社会をつくるのか、そのリーダーを決めるための教育「模擬選挙授業」や情報収集の場である「公開討論会」も“情報リテラシー”での学びを基に実施していきます。

最後に委員会の更なる強化にあたって、JCIの強みは歴史と、世界に広がるネットワークだと考えております。この二つは各地区が草の根で紡ぎ、繋げてきた賜物です。我々千代田区委員会も過去に慢心せずに、縦である歴史と横である自治体・町とのつながりを強化し、未来を創る一助となるべく意思を持って活動してまいります。

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台東区委員会

委員長 須田 友次

台東区は新型コロナウィルスの拡大によって大変な苦境にたたされています。これまで台東区の経済を支えてきたと言っても過言ではない外国人観光客がコロナウィルスの拡大により激減し、100年以上続いてきた老舗がいくつも閉店せざるを得ない状況にたたされるなど、コロナ禍で台東区はガラリと姿を変えました。

台東区委員会としては、予定していたわんぱく相撲、わんぱくトライアスロンの中止を余儀なくされ、思うような活動ができず地域団体との協力や連携を図ることができなかった1年となってしまいました。2021年は依然、新型コロナウィルスの拡大の収束が見えないなかで、この先の活動にどのような影響を及ぼすか分からない状況下にありますが、今後起こりうる社会課題を予測し、未来を創る活動を目指していきます。

また台東区委員会では2019年、2020年で13人の新入会員を迎えた一方で同じ数の13人が卒業していき、顔触れが一新され変革期を迎えました。2021年度は委員会や地区事業をはじめとした活動を通してメンバーに役割を与え活動することで仲間意識、結束力を高めメンバーの意識改革を図りたいと思っております。

台東区委員会では教育というテーマの基、地区事業を構築中です。新たな教育システムの創造を目指し、あらゆる教育団体と交流・ヒアリングを重ね、エビデンスに基づいた事業構築をし、事業を行う事で新付加価値人財の創出を目指したいと思っております。

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江東区委員会

委員長 渡辺 勝己

新型コロナウィルスの感染拡大の影響が未だ落ち着かない状況の中で、2021年度が始まります。そのような状況下の中、我々青年経済人はどの様な行動をとるべきが、真価が問われる一年になるのではないでしょうか。

当委員会では、地域に密着した公益社団法人の一構成主体として、これまで以上に、地域との連携を強化し、団体を超えた多くの人の交流を意識した活動をすることが求められます。そこで、2021年度は、より積極的に関係団体の企画に協力するなどして、他団体との協力関係を双方向的・継続的なものとして、地域の和を広げていきます。

また、2021年度は、わんぱく相撲江東区大会が予定されており、インターナショナルスクールの児童を参加要請など、新たに一工夫を加え、実施する予定であります。
2021年度は江東区委員会の地区事業として、教育に係る事業を構築中であります。具体的には、地域の会社の課題・問題点を、子供達(小中学生)とともに考え、解決策を発表するコンテストの実行を考えております。学校だけでは学べない、家庭・学校・地域との協働により、江東区委員会だからこそ実現可能な学びの機会を提供します。コミュニケーション能力・問題解決能力を鍛える機会を子供たちに提供し、より自身の人生を積極的に、自ら将来を選択し一歩を踏み出せる人材が多くあふれる江東区になるための一助として、尽力したく思っております。

行政とは異なる立場から、青年経済人らしく、迅速性と積極性をもって泥臭く運動を実現することで、地域社会に頼られるリーダーかつ変化に強い人財になるとともに、地域団体のハブとなる組織となることを目指します。
その結果、江東区をけん引し、未来を構想し新たな世界を江東区から導けるように、この一年、精一杯精進していく所存であります。

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荒川区委員会

委員長 小嶋 慎吾

2021年荒川区委員会のスローガンは「温故知新」です。私を含めたメンバー全員で伝統を踏襲し新しいことに挑戦する「温故知新」をスローガンとしてJCの本質をしっかりと把握したうえで新たな荒川区委員会を創出します。

2021年は新時代への転換期になると考えています。特にそれまで課題とされていた「考えにはあるが、行動に起こさずにいた事」が、新型コロナウイルス感染症をきっかけとして半ば強制的に表面化してきていると考えます。このような転換期を迎えた荒川区委員会では、以下の3点を行動指針とします。

1つ目はメンバーが充実することです。2021年当初の委員会メンバーはJC歴の平均がとても浅く、半分以上のメンバーが2年未満となります。メンバーが自身の生活とJC活動を両立するために、まずJCのことを知り、活気ある効果の高い委員会運営に努めます。

2つ目は会員拡大です。充実したメンバーによる活動が、会員拡大の基礎になると考えます。社会がどのように転換をさせていくかを予測し、リードしていくことが出来る人財となる機会を創出することで会員拡大につながると考えます。

3つ目は2020年策定された中長期ビジョンをメンバーが理解し、荒川区の地域の課題を調査することで具体的に抽出します。このような時代だからこそ行政や他団体と連携をすることで地域課題解決の効果を高めます。

JCの本質や今までの委員会メンバーの行なってきたことを把握し、1年間活動してまいります。

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